「水素水」と「活性水素水」は違うものなの?

  • 2015/4/25

ネットで水素水について調べていた友人が「水素水と活性水素水って別物なの?」という質問をしてきました。

「活性」という文字が付いているかの違いがありますが、実は中身はかなり違うものなのです。

健康に良いとされ、注目を集めている水素水と活性水素水の違いについて調べてみました。

水素の「形」の問題

これらの大きな違いは、水素がどのような形で水の中に存在しているかという点です。

通常、気体として存在する水素は水素分子という形で存在していて、2個の水素原子を持った状態(H2)で存在しています。

一方、活性水素は水素原子が原子の状態のままで存在していることを言い、別名「水素ラジカル」とも呼びます。活性水素水の場合、この水素ラジカルが水に溶け込んでいると主張されています。

一方、水素水は水素が分子の状態、つまり水素ガスの状態で水の中に溶け込んでいると主張される水です。科学的な側面においては活性水素の方が反応を起こしやすい状態にあり、より活性酸素と反応しやすいと解釈することができます。

入手法の違い

では、市販されている水素水はこのどちらに分類されるのでしょうか。

そもそも水素水にはいくつかの種類があり、ドラッグストアだけでなく、ネットでは専門店もあり、大手の通販サイトでは数多くの種類が取り扱われています。

水素水を大きく分類すると「パウチ・アルミ缶タイプ」「スティックタイプ」「生成器・サーバータイプ」の3種類に分けられます。

まず、分子状態の水素が溶け込んでいる水素水は「パウチ・アルミ缶タイプ」と一部の生成器やサーバーです。製造方法は水に水素ガスを注入する方式で、特に市販されているパウチタイプの水素水はほとんどがこの方法で製造されています。

次に、活性水素水は「スティックタイプ」と多くの生成器やサーバーです。スティックタイプはマグネシウムと水の反応を利用して水素を発生させ、生成器は電極を利用した電気分解によるものです。

どちらが効果的なのか?

では、健康に対して大きな効果をもたらすのはどちらなのでしょうか。

結論から言えば、それはまだ判明していないのが現状です。水素が体内において活性酸素の除去に役立つことは理論上解明されていますが、それが実際にどれくらいの数値に表せるような効果を持っているかは研究中であると言えます。

ただし、テレビで紹介されることのある「奇跡の水」と呼ばれるような、飲むと病気が治るという噂が流れている水に関しては活性水素水であるという研究結果が報告されています。

実際、活性水素の方が反応しやすいという特性を持っているので、カタログスペックとしては優れているように思えます。しかし、だからといって水素水の方が劣っているかといえば、一概にはそうは言えません。

多くの通販サイトなどで口コミを見てきましたが、どちらの場合も「体調が良くなった」というレビューが数多く投稿されています。

無論、プラシーボ効果であることは否定できませんが、全てがまやかしであると言うには科学的な理論を無視しすぎています。

購入方法の違いによって「水素水」か「活性水素水」かの違いもあるのですから、現段階ではあまりこだわらない方が良いかもしれません。

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