炭酸水を飲むことで血行が良くなるのはどうして?

  • 2015/5/7

「炭酸水を飲むと、血行が良くなる」という話を耳にする機会が多くなったのではないかと思います。

血行の促進は体にとって様々な利点があり、健康志向の人にとっては手軽に摂取できる健康食品の一つとして位置づけていることも少なくありません。

しかし、その仕組みを知るまでは炭酸水で血行が良くなるなんて眉唾にしか聞こえなかったものです。まだその仕組みについて知らない人のために、炭酸水が血行を促進する仕組みについて簡単に説明していきます。

炭酸=二酸化炭素

世に出回っている炭酸水は、二酸化炭素を充填することで製造されています。

余談ですが、私の友人は「炭酸ガス」と「二酸化炭素」の違いについて知らなかったようで、それについて質問されたことがありました。

炭酸ガスは、二酸化炭素が気体の状態の呼称であり、同じものであると考えて良いです。血行を促進させるカギは、この二酸化炭素が握っているのです。

二酸化炭素が血管を拡張する

炭酸水を飲むということは、炭酸水を構成している物質の一つである二酸化炭素を体内に取り込むということになります。

私たちは普段から呼吸をする時に酸素だけでなく、空気を構成しているものの一部として体内に取り込んでいますが、空気中の二酸化炭素濃度は極めて少なく、炭酸水を飲むとその何倍もの二酸化炭素を体内に取り込むことになります。

取り込んだ二酸化炭素は吸収されて血液中に溶け込みます。すると血液中の二酸化炭素濃度が通常よりも高くなり、ちょっとした「酸欠」の状態になります。

体は賢いもので、酸素が不足していると感じるとより多くの酸素を送り出そうとします。その方法として「血管拡張」が行われ、血行が良くなるのです。

血行が良くなると何が良いのか?

血行が良くなるということは、血液の流れがスムーズになるということであり、血液によって運ばれるものの流れがスムーズになります。

血液は体中に酸素や栄養を運ぶ役割をしており、運び終わったらそれを体中の細胞は消費して二酸化炭素や老廃物を生み出し、血液はそれを肺や腎臓に運んで体の外に排出させます。

血行が悪くなるということは、これらの一連の代謝活動を阻害することになり、細胞は酸素や栄養が不足して、発生させた老廃物が体中に蓄積することになります。

その結果、内蔵の機能が低下したり肌や髪の毛に異常が現れたりと、何かしらの不調となって私たちの体を襲うのです。

怪我の治療にも効果的

私たちは怪我をしても、小さいものであれば自然に回復しますが、これは細胞分裂によって怪我をした箇所を修復しているのです。

細胞が分裂するためにはそれなりの栄養が必要となりますが、その栄養は血液によって運ばれるので、血流が滞れば栄養が行き届かず、怪我の治りも悪くなります。

炭酸水によって血行を良くすれば細胞分裂のための栄養も十分に行き届くようになり、怪我の回復も早くなるのです。

調べてみたところ、炭酸ガスを創傷治療に役立てる研究が進められているようですが、未だに論文化には至っていないようです。

関連記事

ピックアップ記事

  1. 女性の美しさを支えているアイテムのひとつに、お化粧品があります。 一般的には適齢期になった頃か…
  2. みずみずしい子ども達の体 ツヤのあるお肌を“みずみずしい”と表現しますね。適齢期を過ぎれば優れ…
  3. ようこそ、いらっしゃいませ! サイト運営者のたろ~と申します。 当サイトでは、コストや利便性な…

おすすめ記事

  1. オーストラリアは、世界一乾燥した大陸とも言われており、慢性的な水不足の問題を抱える地域の一つで、生活…
  2. ヨーロッパの国々では水道設備が普及しており、水資源にも恵まれているため、綺麗で安全な水を利用すること…
  3. 兵庫県の六甲山から採取される六甲の美味しい水は、長年にわたって美味しいミネラルウォーターとして親しま…
ページ上部へ戻る